巻タリアンニュース 第9号その1
恩師・教え子・先輩・後輩 一堂に集う
平成15年度 東京支部総会・懇親会大盛況
小雨まじりの梅雨空も粋な7月21日、 平成15年度巻高校同窓会・東京支部総会が、新装間もないホテル・ メトロポリタンエドモント「万里の間」において来賓・招待客22名を含む総勢98名が参会し、盛大に執り行われた。
会場には、大正11年卒業のベテランOBから、昭和50年代卒業の若手グループらが一堂に集い、懐かしい思い出話を肴に輪が広がり、終始和やか、且つ賑やかな懇親会であった。
(挨拶する中川一(ひとし)支部長)
長谷川周壽校長は、「伝統校・巻高等学校を更に磨き上げる為、教職員一丸となって邁進しております新任校の意気込みを、力強く披露。 野沢謹五・新潟支部長は「母校後輩の面倒を、何人でも見ましょう」経営者らしく、頼もしいお言葉であった。
昭和28〜40年の在職中、「素晴らしい生徒達に恵まれ楽しく授業をする事が出来ました」と、遠藤昭一先生。 酒井慎吾氏(39年卒)筑波大学教授(写真右)は、恩師である遠藤昭一先生と30年振りのご対面。「現在バイオロジーの研究をしております」と慎重な面持ちであった。
恩師・河合種松先生(昭和28〜37年)
小和田校長とのエピソードを披露
小和田毅夫元校長との、有名な「英語問答」の張本人、河合種松先生(左)は、旧制中学時代,校長の電撃質問で、「CHARACTER」ハ「性格」デスと正確に即答した。これが、後に三田で英文学を専攻するきっかけに。斎藤泰二剣道範士(写真右)とは18年卒の同期である。巻高校の理念「文武両道」の典型的人物。

同窓会ならではの多彩な顔ぶれが一堂に集う
豪快・快活な渡邉精也先生(前列左から3人目)は、旧制巻中卒業で、巻高等女学校時代の先生となると、時代考証は複雑になるが、やがて、六日町・三条・中越高の各校長を歴任。
坂田毅・巻高後援会長(前列右から3人目)らと記念写真。
「僕の、教え子だ」と何人か紹介されても、何故か先生と皆さん、同年代に見えてしまう。
7月20日に誕生日を迎えたばかりの安沢隆雄氏は、「今日が97歳最初の公式行事だ」と元気にスピーチ。
遠藤昭一先生(写真中央)の授業は、「教材を工夫した実験が中心で、大変判り易かった」と、生徒だった本間靖夫氏(左から2人目)。「僕は、授業の段取りを、1週間前から準備し、退屈させないように必死だったからね」と楽屋話をする先生。(32年卒業生らと)

郷人会「首都圏岩室だいろ会」今秋発足へ
岩室地区出身者の郷人会が今年秋に結成される。その呼びかけにマイクを握る本間春雄氏(29年卒)。「岩室地区をふるさとに持つ者」の懇親を深めようと、同氏らが中心になって、立ち上げる会である。東京支部の同窓生が、ここでも活躍の中心となる。
本間靖夫氏(中央)は岩室甚句を披露

>>その2へ続く


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